みんなの西伊豆通信

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神洞滝(じんぼらのたき)で涼んできました

  7月15日、16日のデイサービスみんなの家の外出活動は、西伊豆町安良里(あらり)の浜川上流にある神洞滝(じんぼらのたき)に行ってきました。みんなの家として初体験の外出先です。この滝は、落差が67mあるそうで、想像以上に迫力がありました。

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この滝は、地元の人たちには「お滝さん」と呼ばれて親しまれていたそうです。滝の下には、「山神社」という神社も建てられていて、神聖視されていたこともうかがえます。
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安良里に住む利用者仲子さんによれば、戦時中は、この滝の落ち口のあたりに「報国農場」と名付けられた段々畑があり、安良里国民学校の生徒たちは、そこでサツマイモ栽培の農作業をさせられていたそうです。

投稿日
2016年7月17日 8:22 PM
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『2016年版 戦争の思い出』を制作しました。

 『2016年版 戦争の思い出』を制作しました。通所介護事業所「みんなの家」を利用されている方を中心に、大正7年生まれ(現在98歳)の方から昭和11年生まれ(現在80歳)方まで24名の方が、ご自身の戦争体験を語って下さり、それを文章化した文集です。
 参議院選挙の結果、「戦争できる国」作りが着々と進みそうな中、戦争によって利益を享受するのは誰なのか、悲惨な地獄にたたきこまれるのは誰なのか、真剣に考え、行動しなければならない時だと思います。
 『戦争の思い出』は1冊300円で頒布します。(送料としてそれに加えて、1冊だと180円、2冊は215円、3冊は300円送料をいただきます。)広くご購読いただきますようお願いいたします。
 頒布申し込み先:電話0558-52-4730 みんなの家 奥田

投稿日
2016年7月11日 9:14 PM
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白川の中国人殉難者慰霊碑の前で「平和の授業」

 今日の午前、みんなの家は、仁科小学校と協働して、同校の4年生を西伊豆町白川にある中国人殉難者慰霊碑前に招待して、そこで「平和の授業」を行いました。同地には、71年前のアジア太平洋戦争中、飛行機の製造に使うアルミニウムの原材料であるボーキサイトの代用品になるミョウバン石の鉱山がありました。この鉱山ではこの地域の日本人はもとより朝鮮人も数多く働いていたのですが、それだけでは足りず、中国から強制連行された中国人も働かされていました。中国から200人の中国人が強制連行されたのですが、日本に着くまでの船中で既に20人が亡くなり、日本に着いてから現地に着くまでに2人が亡くなっています。さらに鉱山での過酷な労働と粗末な食事のために、栄養不良で82人の中国人が亡くなりました。戦後、無事に中国に帰れたのは、200人中95人だけでした。日本に強制連行された中国人は、北海道から九州まで135の事業所で過酷な労働を強制されましたが、その中で最も死亡率が高かったのが、この白川の鉱山なのです。
 このような事実をみんなの家のケア主任・奥田真美が、紙芝居に仕上げたものを、仁科小学校の4年生に慰霊碑の前で今日観てもらったというわけです。当時のことを知る白川の住民・斉藤照武さんにも来ていただき、子ども達に当時にことを話していただきました。そのあと、子どもたち一人一人にに慰霊碑を参拝してもらいました。
 4年生には、今日の紙芝居や話の内容は理解しにくかったかもしれません。工夫・改善する必要性を感じました。
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投稿日
2016年7月7日 9:35 PM
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電話/FAX0558-52-4730(NPO法人 みんなの家 内)
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