みんなの家の縁側で毎週土・日曜日の午後開店している「駄菓子屋じぃばぁ」ですが、仁科小学校の高学年の女の子達が、春休みになってからパッタリと顔を見せなくなっていました。その子達が、今日久しぶりに来てくれて、みんなの家の縁側は春が来て花が咲いたようににぎやかになりました。
　今月の２４日（日）の午後（１：３０～４：００）には、「駄菓子屋じぃばぁ」オープン１周年の大感謝まつりを開催します。特別にこの日は、ポン菓子屋さんに来てもらって実演販売をしてもらったり、「駄菓子屋じぃばぁ」のゆるキャラの着ぐるみが登場したり、風船ヨーヨー釣りがあったり、２時１５分からは、駄菓子に関するクイズ大会があったり、と盛りだくさんの内容です。乞うご期待！（雨天の場合は、５月１日に延期します。）
　先日、このイベントの案内チラシを、仁科小学校のご厚意で全児童に配布していただきました。今日、女の子達が来てくれたのは、そのせいかもしれません。

　今日のみんなの家デイサービスの外出活動は、手作り弁当を持って松崎町大沢に行き、川辺で満開の桜の下で昼食を楽しみました。お弁当のおにぎりは、利用者のみなさんに握ってもらったものです。明日は雨との天気予報。今年は今日が最高の花見日和なのかもしれません。

　今日のみんなの家の外出活動は、「伊豆アートクラフトフェスティバル」開催中の旧依田邸（松崎町大沢）に行ってきました。旧依田邸は、今から３００年前（江戸時代元禄期）に建てられた「母屋」と、２００年前に建てられた「離れ」、幕末に建てられた「蔵」などからなる、伊豆地域では２番目に古い民家だそうです。依田家の子孫が経営する「大沢温泉ホテル」として活用されていましたが、観光客の減少のため経営難に陥り、現在は西伊豆地域の貴重な歴史遺産を残そうという志をもつNPO法人伊豆学研究会とNPO法人くらしまち継承機構によって管理されています。今回の「フェスティバル」も多くの人たちに旧依田邸の価値を認識してもらい、保存への協力を募りたいとの趣旨で開かれたようです
　みんなの家の利用者さんも、この建物に入ったのは初めてという方がほとんどで、立派な「おたつばしら（大黒柱）」や「あがりかまち」に感心されていました。安良里（あらり）に住むおばあさんは、この近くに依田家の経営する製糸工場があり、安良里からも働きに行っていた人がいたという話をしてくださいました。