端午の節句に西伊豆独特のちまきを作りました
今日は5月5日、端午の節句です。端午の節句と言えば「ちまき」、というわけで、みんなの家でも初めてちまきを作りました。西伊豆町安良里(あらり)で生まれ育った利用者さん(女性)が、安良里では柏の葉で作ったと言い、田子で生まれ育った利用者さん(女性)も柏の葉で作ったというので、この方々のご指導のもと、西伊豆風のちまきをつくってみました。
まずは安良里に住むスタッフの家に柏の葉を採りに行きました。
そして、柏餅ならぬ「ちまき」作り。
ちなみに『広辞苑』で「ちまき」をひくと、「(古く茅(ちがや)の葉で巻いたからいう)端午の節句に食べる糯米(もちごめ)粉・粳米(うるちまい)粉・葛粉などで作った餅。長楕円形に固めて笹や真菰(まこも)などの葉で巻き、藺草(いぐさ)で縛って蒸したもの。」とありますが、西伊豆町教育委員会が平成2年に発行した『ふるさとの食』の「ちまき」の項目には、たしかに次のように記されています。
「材料:米の粉、柏葉
作り方:米の粉を練って、柏の葉で包みふかす。
どんな時:5月の節句。」
地域ごとの生活文化の独自性をお年寄りから教えられ、感動しました。