明けましておめでとうございます。しばらく休んでいたラクタビストのブログ再開です。今年は、みんなの家の活動報告だけでなく、自称「野生の国学者」奥田土志を（としお）の西伊豆案内も、随時掲載させていただきます。
　さて、「共生のパワー・スポット」とは何ぞや？「人が他の人々や自然と共に生きるためのパワー・スポット」のことです。産土神（うぶすながみ。その地域の守護神。地縁の象徴）を祀るその地域の神社は、そのような「共生のパワー・スポット」と考えて間違いありませんが、特に自然物が祀られている所は、強力な「共生パワー」を持っていると考えられます。
　今年の正月休み、私は精力的に（？）地域の神社に初詣しました。みんなの家が所在し、私自身も住んでいる西伊豆町中の栗原天満天神宮、海名野（かいなの）神明神社、寺川・駒形神社、それから西伊豆町仁科の築地（ついじ）神社、佐波（さわ）神社、松崎町の伊那上神社、伊那下神社です。これらの神社参拝を通じて、私は、あらためて西伊豆に住んでいることのことのありがたさを深く感じました。私は、１９５６年に京都市に生まれ、１０代を京都市で暮らすことを通じて、１９６０年代のラディカルな文化的・政治的影響を強く受け、現在の自分があると思っているのですが、「ふるさと」は西伊豆だ決めています。西伊豆を「ふるさと」にするために活動してきたし、生活してきたと思っています。
　さて、アイキャッチ画像ですが、これは、伊那下神社の「古代祭場」としてこの石の前で祭儀が行われてきたという磐座（いわくら）です。

　これが伊那下神社の前景。この社殿の裏に磐座があります。この神社には、神社信仰の伝承に熱心に取り組んでおられる宮司さんがいらっしゃり、説明等も整備され、この地域の共生パワーに浸ることができます。