サツマイモの切り干しづくり
11月11日につくったサツマイモの切り干しが乾燥して白くなってきました。みんなの家の利用者しま子さんに教えてもらいながら、みんなの家の畑で採れたサツマイモを使ってつくりました。西伊豆町田子で生まれ育ち、現在も田子で暮らすしま子さん。終戦直後の食糧難の時代、このサツマイモの切り干しをよくつくったそうです。しま子さんいわく「田子は食べるもんがなかったから」。田子は鰹漁で栄えた漁村ですが、終戦直後は、農地が少なかったため、食糧不足は深刻だったようです。海水を煮詰めて塩をつくり、関東方面まで米と物々交換にひんぱんに行ったそうです。どこでも作れるサツマイモは、重要な食糧だったのでしょう。そのような苦しい生活の中で身につけた知恵や技を、スタッフに積極的に教えてくださいました。
乾燥前のサツマイモの切り干しです。
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