サツマ切り干しの穴あけ
11月13日付けのブログで紹介した「サツマイモの切り干しづくり」。その時の作業では、輪切りにしたサツマイモに藁を通して干すための穴をあけるのに、昔は使われていた専用の道具ではない代用品で穴をあけました。「昔使われていた専用の道具」に関心を持ったスタッフが、近所のお年寄りにいろいろ聴いてくれたのですが、「どっかにしまってあるはずだ」と答えてくれるものの、いざ探してみるとなかったということで、私達の間では“幻の民具”になっていました。その“幻の民具”を、みんなの家の利用者で西伊豆町安良里(あらり)に住む仲子さんが持って来てくださいました。長さは、18cmです。西伊豆町に郷土資料館があれば(残念ながらないのです!)、そこで保存・展示すべき貴重な歴史民俗資料ですが、みんなの家での次回のサツマイモの切り干し作りには、この道具を使わせてもらおうと考えています。貴重な文化財を提供してくださった仲子さんとご家族に感謝申し上げます。 側面の写真です。